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Being & Belonging

いること、いる場所があること。
HIVやAIDSと生きるその経験を映像で綴る短編映像集、日本でも上映&配信!

「Being and Belonging」配信中!


セックスや親密な関係、スティグマや孤独との向き合い方など、この現代においてHIVと生きることの現実を反映した映像集[Being & Belonging] 公募により集まったアメリカ、カナダ、韓国、アルゼンチン、コロンビア、メキシコの作家7組の作品が、自分のコミュニティから差別されたりHIVに関する主流の語りからも見過ごされがちな体験を共有します。

作品はニューヨークのアート団体Visual AIDSによりコミッションされ、彼らが30年以上続けてきたDay With(out) Artというプロジェクトの開始日、そして世界エイズデイでもある12月1日から世界100ヵ所以上の美術館などで上映されます。配信もこのページで行います。

参加アーティスト:カミラ・アルセ(アルゼンチン)、ダヴィナ “Dee” コナー and カリン・ヘイズ(アメリカ)、キム・ジェウォン(韓国)、クリフォード・プリンス・キング(アメリカ)、サンティアゴ・レムス and カミロ・アコスタ・ハンターテキサス(コロンビア)、ミキキ(カナダ)、ジョエル・サンポルテカ and ラ・ジェリ (メキシコ)


「Being and Belonging」について話そう!(オンライン)
12/23 19:30〜
 みんなで話そう! Day With(out) Art 2022
 YouTubeでトークイベント!
 BEING AND BELONGINGについて豪華ゲストとともに語り合います。
 あらかじめ映像を鑑賞し、皆さんもチャットからどんどんコメントで参加してね!
 ★ イベント配信URL →https://youtu.be/qq_MVdGffyo (12/23 19:30〜|登録不要)

出演: 福正大輔さん/ブブ•ド•ラ•マドレーヌさん/Hirakuさん/生島嗣さん/Sho — 2022年12月23日


「Being and Belonging」上映+ディスカッション(対面)

手話通訳付き

2022年12月3日(土曜)
17:30〜19:30
at community center akta
東京都新宿区新宿2-15-13第二中江ビル301
https://akta.jp/
資料代:0円〜500円(払える額でオッケー!)

上映イベントは特定非営利活動法人aktaによる「RED awareness -アートで会話しよう-」で開催されます。

本イベントはTOKYO AIDS WEEKS 2022に参加しています。他にもたくさん行われるイベント情報はこちら!https://aidsweeks.tokyo/

Jhoel Zempoalteca and La Jerry, 'Lxs dxs bichudas', 2022

作品

Camila Arce, Memoria Vertical
本作監督のカミラ・アルセがアルゼンチンでHIVと生まれた自身の経験、そして南米で初めて抗ウィルス薬にアクセスできた世代として育った経験についての詩を届ける。

Davina “Dee” Conner and Karin Hayes, Here We Are: Voices of Black Women Who Live with HIV
アメリカ人のダヴィナ “Dee” コナー は1997年にHIV陽性の診断をうけた。それから18年間、自分以外にHIVと生きる人はいないと思い込んでいた。孤立と内在化したスティグマから前進しようとしたとき、ダヴィナはHIVと生きる他の黒人女性の人生を理解し始めた。ここにいる。彼女たちの声に耳を傾けてほしい。

Jaewon Kim, Nuance
連なり合うイメージ。そこに韓国に住むHIVと生きるアーティストと誰かの対話のような考えと思いが耳元でささやくように読まれる。

Clifford Prince King, Kiss of Life
アメリカで数名のブラックの人々がHIVと生きることについて生の会話を繰り広げる。公表、拒絶、自分を愛することについて映像詩と夢のような情景とともに描かれる。

Santiago Lemus and Camilo Acosta Huntertexas, Los Amarillos
コロンビアではHIVと生きる人の多くが、政府から支給される低価格な抗レトロウイルス薬の副作用として、黄疸(目や皮膚が黄色くなること)を経験している。本作は、この副作用の結果として経験する疎外感や極端な可視性と向き合っている。 (Los Amarillosとは「黄色いやつら」の意) 

Mikiki, Red Flags, a Love Letter
ドラッグを楽しむ集まり(キメセクなど)の参加者の、不協和音的に並ぶ身体のイメージや音。カナダのアーティスト、ミキキが他のドラッグユーザーと“薬物は害でしかない”という既成概念を超えて薬物使用の快楽を伝える方法について他のドラッグユーザーと語る。

Jhoel Zempoalteca and La Jerry, Lxs dxs bichudas
サポテク語とスペイン語による詩的なダンスのダイアログを通し、人種やジェンダーや地理がいかにメキシコという“ メスティサヘ の思想的プロジェクトに特徴づけられる国”でHIVとともに生きる人々の人生と身体を形づけるのかを探求する。

主催:Visual AIDS
日本上映/配信主催:ノーマルスクリーン
共催:NPO法人akta
協力:Tokyo AIDS Weeks 2022|ぷれいす東京

 







Earlier Event: November 27
Queer Visions 2022
Later Event: April 22
あの夏のアダム